髪を育ててやる!

チョコを食べて育毛する

チョコレートの健康効果はよく知られていますが、ここでいうのはホワイトチョコレートではなく、ダークチョコレートのことです。ダークチョコレートとは、ミルク(乳製品)が入らず、カカオマスが40~60%のものです。

その健康効果はさまざまで、たとえば心血管系の病気のリスク低下、抗肥満効果、抗ストレス効果、および糖尿病の改善効果などが報告されています。また、チョコレートを毎日10~30g食べると、血管が拡張して高血圧が改善されることも報告されています。

チョコレートを食べると、血管拡張物質である一酸化窒素(NO)が増加します。そのため血管が拡張し、血圧が下がると考えられます。前述のように、カプサイシンとイソフラボンを服用してTIGF‐1をふやすと、高血圧が改善されます。この過程でもNOの産生がふえます。したがって、チョコレートの血管拡張作用も、IGF-1がふえることによってもたらされると考えられます。

実際、研究を行うと、予想通り、チョコレートの原料であるカカオ豆に含まれるカカオマスポリフェノールが、知覚神経を刺激してIGF-1をふやすことが判明しました。、チョコレートがIGF-1をふやし、更年期障害を改善することもわかっています。

その更年期障害が始まる年代では、脱毛症も同時に起こってくることが多く、これらにはIGF-1の低下が密接に関わっています。

女性ホルモンはIGF-1の産生を高める作用を持っています。しかし卵巣機能が低下し、女性ホルモンの分泌が減少してくると、IGF-1の産生量が減り、いろいろな不定愁訴が起こってきます。

たとえば、自律神経が失調し、ほてりや異常な発汗、めまい、動悸などの症状が起こりやすくなります。これは、俗にいう自律神経失調症です。そのほか、抑うつ、不眠、頭痛なども表れやすくなります。

チョコレートを食べてIGF-1を増やすことで様々な病気の予防につながるだけではなく、発毛・育毛の効果も期待できてしまうのです。