髪を育ててやる!

髪の毛によいコーヒーを飲もう

コーヒーは甘いだけでなく、習慣的に飲むことにより、多くの健康効果をもたらします。コーヒーを習慣的に飲む方は、そうでない方にくらべて、胆のう疾患の改善のほか、糖尿病やパーキンソン病、脳卒中、心臓病、認知症、および肝疾患の重篤化に対するリスクが下がり、全死亡率も低下することが報告されています。

このようなコーヒーの健康効果は、コーヒーに入っているクロロゲン酸といわれるポリフェノールによる効果が大きいものと考えられています。研究の結果、クロロゲン酸には、カプサイシンに似た知覚神経刺激作用があって、発毛効果の期待できるIGF-1を増やす作用があることがわかってきました。マウスをAとBの2群に分け、Aにクロロゲン酸を多く含むコーヒーを投与し、Bにはクロロゲン酸を多く含まないコーヒーを与えました。その結果、AのマウスのIGF-1の量は、Bのマウスの2倍もあったといいます。

また、クロロゲン酸を多く含むコーヒーを男性14人に2週間飲用してもらったところ、これらの男性ではクロロゲン酸を多く含まないコーヒーを飲用した男性14人と比較し、空腹時血糖は有意に低くなることがわかりました。

このように、コーヒーに含まれるクロロゲン酸は、体内でIGF-1をふやすことで、健康効果を発現させると考えられますが、加えて育毛効果も期待できます。

私たちがよく飲むコーヒ上豆には、アラビカ種とカネフォラ種(日本でよく飲まれているロブスタ種はこれに含まれる)の2種類があります。アラビカ種は、より高級なコーヒ上豆で、単独で飲まれることが多く、カネフォラ種はブレンド用に使われるようです。

クロロゲン酸含量は、カネフォラ種のほうが約2倍多いのですが、カフェインも同様に、カネフォラ種が、アラビカ種の約2倍多く含みます。カフェインの摂りすぎは健康に良くない影響を与えてしまうので、その点からみると、アラビカ種がおすすめです。

クロロゲン酸は熱に弱い性質があるので、焙煎時間が長くなるにしたがって減少していきます。クロロゲン酸を多く含むコーヒーを飲むには、浅煎りの豆を使うことが必要となります。

そして、コーヒ豆に含まれている、カフェストールとカウェオールという油分には注意が必要となります。この2つの油分には、中性脂肪やコレステロールを増やしてしまう働きや血液中の肝臓由来の酵素の値を上げる作用が認められています。

これらの油分は、紙に吸着されやすい性質を持っているので、浅煎りのアラビカ豆を粗挽きにしてペーパーフィルターを使ったドリップ式でコーヒーをいれる方法が、健康面と安全性においておすすめの方法です。

1日にコーヒーを何杯飲めば健康効果を発現するかについては、いろいろな報告があります。毎日コーヒーを6杯以上飲む場合では、コーヒーを全く飲まない場合よりも全死亡率が10~15%低下することが報告されており、さらに、毎日5杯以上飲むと肝臓がんになるリスクが4分の1になるといった報告があります。

コーヒーは、基本的には嗜好品なので、好きなだけ飲んでもよいと思います。一般的には、毎日2~3杯飲むことで健康効果が期待できると考えられているので、育毛のためにも浅煎りのアメリカンコーヒーの飲用をおすすめします。

コーヒーを楽しみながら発毛できるっていいですよね。